今日は金曜日で月曜日からの疲れもあったからか、客観的に見てもイライラしていた。

本当に些細なことにイライラして、席を外して気持ちを沈めても落ち着かない。客観的にそのような状況の自分を見つめて、さらに自己否定の気持ちが強くなり、どんどんイライラが大きくなるという負の循環に入っていたと思う。さらに追い打ちをかけるように、個人の日本の銀行の口座の送金の手続きがうまくいかないという連絡が来てかなり参っていた。

そんな時に、ふとルワンダ人の同僚が自分のデスクに来て相談を持ち掛けてくれた。話を聞くと、私が先週作成した新事業の収益性を試算するシュミレーションシートを自分も作れるようになりたいということだった。来週から一緒にエクセルのシートをgo throughして、練習しようという約束をした。

すべての疲れやイライラが吹っ飛んだ瞬間だった。(本当に一瞬。今正直きついし。)初めて3月に今の会社を訪問させてもらって、「ここで自分のアフリカでのキャリアをスタートさせたい」と強く思った瞬間を思い出した。彼らと話をして、終日オフィスで働く姿を見て、「ハードワークできる」「自分や自分の組織の成長に対して貪欲である。」そんな印象を3月の訪問で感じて、自分もこの組織の一員になって一緒に成長していきたいと思った。働き始めて1か月が経ったが、今日のこの出来事でまた自分の信じたことが間違っていなかったという確認ができた。

小さな偶然の積み重ねがあって今ここにいる。2006年にふとアフリカに行ってみたいと思ってから、PLASのワークキャンプに参加して、ケニアの人や一緒に来た日本人に影響されて帰国後PLASで活動を始めて、「自分が信じて動けば、意外とだれか気づいて一緒に動いてくれて、社会は少しは変わる」という体験をさせてもらって、もっと大きなスケールの事業でアフリカと一緒に成長していきたいと思い、大学を卒業して商社に入って、海外でビジネスをすることがどういうことなのか経験を積ませてもらって、その経験を今の会社に評価してもらって今の会社で働かせてもらうことになって。

自分がこうしたいと強く思ったことに対して、いつも誰かが手を差し伸べてくれたり、背中を押してくれたりした。その瞬間の積み重ねで今の自分がいる。今日彼が相談してくれたファイナンシャルモデルのスキルは前職で培った技術である。pay forwardと言ったら簡単だけれども、自分の周りに同じように「こうしたい、成長したい」と言う人がいたら、自分がしてもらったように背中を押したいし、手を差し伸べたい。今日相談してくれた同僚には全く関係ない話だけれども、今までの自分のいろんな偶然で培うことができた経験や技術を、自分の旅が始まったアフリカの人(しかもケニアではなくルワンダだけど)の成長に還元できる機会が来て嬉しかった。

いい話ぽいが、同僚は歳も近いし、優秀なので自分もうかうかしてられない。常に誰かに何かを授けられるように、また彼と同じように自分を成長させたいと強く思えるようならないとという危機感も強まった。