昔のcoureer japonに現代のハーバード大学の学生生活に関する記事があった。

要約すると最近のハーバードの大学生career orientedな志向が高まっており、何もしない時間は彼らにとっては恐怖であり、一つでも自分の将来のために、または良い履歴書を書くために勉強はもちろんのこと複数の課外活動に参加しようという傾向にあるらしい。一方で寮や授業後のランチなどで友人と話す機会が減っており学生時代だからこそあるいわゆる「ムダな時間」がなくなっており、あるべき大学生像のパラダイムシフトが起こりバランスが崩れている過程であるというような内容であった。

日本の大学生はどうだろうか。かくいう自分もこの記事に出てくる学生に近い学生生活を送っていたように思う。福岡での半年の浪人生活から上京してオノボリサンマインド全開で、東京で何かを成し遂げたいと期待を膨らませて上京してきた。海外留学とアパレルショップでのアルバイトは入学前からすでに決めていたのでその2つは即実行に移した。それから世界中を見てみたいと思いバイトでお金を貯めて旅行をしながら思いがけずアフリカに足を取られてしまいPLASでの活動を始めた。またゼミは管理会計ゼミに入って発表の準備のためにグループワークをこなすという毎日だった。

自分の過ごした4年間に悔いはない。いわゆるムダな時間はそれなりに取っていたつもりだが、もっと時間をかけてもよかったと今になって思うこともある。「今度飲もう」の約束には、朝のバイトやPLASでの活動を理由に結局4年間果たされなかった「今度」がいくつもあるように思える。

今の学生に言えることがあるとすれば、ハイブリットで矛盾した自分を受け入れて他人や世間の目を気にせずバカげたことも含めていろんなことに全力で取り組んだほうが良い。「大学一年生から進路なんて考えて変な就活本なんて読んで自分の「軸」とか「一貫性」とか意識した日にゃつまらん人間になってしまうよ」と言いたい。長期的な自分の夢も明日の友だちとのバカげたパーティーも心からやりたいことなら絶対全部やった方がいい。

twitterやfacebookなどのソーシャルメディアの普及でますますこの一貫性のある人間が理想となる社会はますます進んでいくと思う。140文字のプロフィールで人の心を掴むようなkey wordが並んでいる人がもてはやされる。いろんなことに手を出した挙句、傍目から見ると今までやってきたことが全部中途半端で矛盾している人は平凡の烙印を押される。極端な話だけどそういう傾向がちょっと前の自分の学生時代よりも傾向が強くなっているような気がする。

Do whatever you believe inでかっこいいとかおもしろいとか思うものは履歴書に書ける書けないは別にして全部やるのが一番良い。4年間の間(休学して5、6年になっても全然良い)にいろんなことに手を染めて本当に打ち込めるものを探すのが良い。