グロービズ出版によるリーダーシップに関する著書。

人が生きるための原動力となる「志」とは何かを社会起業家、プロスポーツ選手、企業経営者、教師などありとあるゆる業界からサンプルを抽出し紐解いていく。前半は体系的に志が生まれるプロセスのフレームワークを提示した後、後半はフレームワークに沿って各個人の志の変遷を追うケーススタディ形式。

本書では人生をかけて成し遂げるべき「大志」はより期間の短い(3ー5年程度)「小志」を繰り返すうちに移ろいながらも具現化していくものと定義している。

「小志」は①客観視→②自問自答→③新たな目標の設定→④達成に向けての取り組み→⑤取り組みの終焉→①に戻るというのを繰り返して行くという。

また上記の志のサイクルに変化を与える要素として

①場所(環境)の変化

②情報の入手

③事件(ハプニング)との遭遇

④人との関わり

⑤一定期間の経験

⑥哲学思想、宗教との出会い

⑦教育期間での知識やスキルの習得

などを挙げている。

現在社会人4年目の後半にさしかかろうとしている。

このフレームワークに沿って自分の人生を振り返って見て小志のサイクルはどうだろうか。

確かに完結したもの道半ばで完結させたものがあるが、

概して1サイクルのスピードは大学にいた頃は早かった気がするし、複数の小志

ある程度自分の一日の行動が自由だったため、①〜⑦の要因に出くわす機会が多かった。

一方企業に身をおくとこれらの変動要因に制限がかかる。その中でも絶えずサイクルをまわしていくために自分自身で①〜⑦の変化をもたらす要因に遭遇できるように環境を作っていくことが重要となる。

先日同居人に「学生時代の方がギラギラしていたし輝いていた」という指摘を受けた。ずっと昔から自分のことを知っている友人の指摘なのだから割と的を得ているのだろう。④の人との関わりから自分を「客観視」した瞬間だった。そしてこの指摘を受けて今、自問自答している。何が生まれてくるのかわからないが、しっかり自分の中で整理して次の小志に向かって進めていきたい。

志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために