先日年末年始の帰省の際に親戚の家で高校生が地理の授業で使用する地図帳を手にする機会があったのだが、これがなかなか面白い。

自分が高校生の頃にはなかったような世界の情勢をまとめるようなページがある。(正確に言うと、自分が高校生の頃にはすでにあったが気付いていなかったのかもしれない。全くと言っていいほど勉強というものに興味がなく放課後の部活に備えていかに居眠りができるかを考えるのが常だったので。。。)

そのまとめページの中に国際協力の現状というもの見開きである。日本のODAが各地域にどのように分配されているのか視覚的に見ることができるページやODAとNGOの比較マトリックスなどがある。

(厳密に比較されるものなのか若干微妙なところがあるが)

さらには国際協力関係のオックスファムのチャリティショップの写真まで。。。

自分が高校生の時に少しでも国際協力に興味があればもっと早く世界の問題に関心が持てたし、このような地図帳ももっと魅力的なものに感じていたかもしれない。よくグローバルフェスタやアフリカンフェスタで高校生や中学生(主に都内)が授業の一環としてPLASのブースに立ち寄ってくれてインタビューなどをしてくれる。時代と地域の差もあるかもしれないが自分の高校ではそのようなことが一切なく、いわゆる受験のための詰め込み型の授業ばかりで、受験でまず取り扱われることのない国際協力関連の話は一切なかったと思う。

そもそも自分の高校生の時に持っていた感覚から言うとなぜ遠い国の問題のことを考えなければいけないのか理解できなかったし、そのような考える時間もなかった。明日に期限が迫り来る宿題を友人のノートを借りて必死に写し、少しでも授業で寝ようとしていた。そんな人間に世界とのつながりを考えてみろというのは難しい話で、習うよりなれろで授業で実際に足を動かしていろんな人の話を聞く機会を強制的にでも作ってもらいたかった。勉強はしていたもののなぜ勉強するのかという根本を支えてくれるメンターのような存在が自分には欠けていた。意識が変われば、同じものを見ても感じ方は変わるはず。多少なりとも今の学生の人たちに世界の地図が面白くなるように、今後イベント等で学生と話す機会があれば色々と話してみようと思った。

地図帳、とりあえず家のリビングに置いて落書きできるように一冊買ってみます。

新詳高等地図 (Teikoku’s Atlas)